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Citrix XenDesktop技術情報

Citrix XenDesktop 7.5がリリース--クラウド環境への展開に対応、XenApp 7.5も提供


 デスクトップ仮想化およびアプリケーション仮想化を実現するソフトウェアであるCitrix XenDesktop(以下、XenDesktop)の最新版、Citrix XenDesktop 7.5が3月26日にリリースされた。XenDesktop 7.5はXenDesktopとXenAppのアーキテクチャをFlexCast Management Architecture(FMA)に統合し、2013年7月に登場したXenDesktop 7の流れを受け継いでおり、2013年11月に登場したXenDesktop 7.1に続くアップデートバージョンとなる。ここでは、XenDesktop 7.5で加わった主な新機能や変更点について紹介する。

XenApp 7.5もリリース

 アプリケーション仮想化を実現するXenAppは、XenDesktop 7およびXenDesktop 7.1においてはXenDesktop App Editionとして、あるいはXenDesktop Enterprise EditionおよびPlatinum Editionの一機能として提供された。今回、XenDesktop 7.5においては、App Editionは提供されず、XenAppの既存バージョンであるXenApp 6.5までと同様に、Advanced、Enterprise、Platinumの各Editionを提供する。

 これにより、サーバー共有アプリケーションやサーバー共有デスクトップのみを使用したいユーザーも、求める付加価値に応じたエディションを選択しやすくなった。また、タブレット端末等のモバイルデバイスにおいてはPCと同じデスクトップ環境を操作するよりも、アプリケーションを画面全体に表示して操作するほうが操作性に優れることから、あらためてアプリケーション仮想化への注目が集まっており、XenApp 7.5の価値が発揮されるだろう。

クラウド環境への展開

 XenDesktop 7.5およびXenApp 7.5のもっとも大きな特徴は、仮想デスクトップと仮想アプリケーションをCitrix CloudPlatform powered by Apache CloudStack(以下、CloudPlatform)ベースのクラウド環境とAmazon Web Services(以下、AWS)に展開できるようになった点である。

 XenDesktopは従来から、複数のハイパーバイザー(Citrix XenServer、Microsoft Hyper-V、VMware vSphere)への仮想デスクトップおよび仮想アプリケーションの展開・接続および物理マシンへの接続をサポートしてきた。

 今回、ここにクラウド環境が加わることにより、設備調達による初期コストを抑えつつ、ビジネスニーズの変化に対してより迅速な対応が可能となる。しかも、エンドユーザーは統一的なアップストア(StoreFront)から、オンプレミスとクラウドというロケーションの違いを気にすることなく、仮想デスクトップや仮想アプリケーションにアクセス可能だ。

▲図:オンプレミスとクラウドへの展開

 クラウド環境へ仮想デスクトップや仮想アプリケーションを展開する際の展開方式としては、Machine Creation Services(以下、MCS)に対応する。MCSは単一のOSイメージ(マスターイメージ)から、ハイパーバイザーによるクローニングを用いて複数の仮想マシンを展開する技術であり、従来からXenDesktopにおける仮想マシンの展開方法として使用可能である。MCSの詳細についてはMCSとPVSの違い(基礎編)を参考にしていただきたい。

 なお、クラウドへ仮想デスクトップや仮想アプリケーションを展開するには、あらかじめクラウドへの接続を構成する必要がある。XenDesktopおよびXenAppのDelivery Controller(管理サーバー)はクラウド環境をAPIで操作する。CloudPlatformおよびAWSを操作する場合、ハイパーバイザーへ接続する際のようなユーザー名・パスワードによる認証ではなく、以下の3つの情報が必要となる。

  • Connection URL:CloudPlatform/Amazon EC2のエンドポイントURL
  • API key
  • Secret key

 これらの情報により認証を行い、APIを操作するのはクラウド環境においては一般的な方法だ。

次のページ
リモートPCに対するWake on LANパケットの送信

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この記事の著者

島崎 聡史(シマザキ サトシ)

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