SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2022

2022年6月28日(火)13:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine Press

この地球上において、この規模で処理できるのはほかにない--Googleが見せたクラウドプラットフォームの本気度

 4月22日、Googleは開発者向けにGoogle Cloud Platformについてのセミナーを開催した。冒頭にGoogle エンタープライズ部門 クラウドプラットフォーム グローバルビジネス統括責任者 シャイリッシュ・ラオ氏が登壇し、最新技術と日本での展開について解説した。

この地球上において、この規模で処理できるのはほかにない

▲Google エンタープライズ部門 クラウドプラットフォーム
グローバルビジネス統括責任者 シャイリッシュ・ラオ氏

 Google Cloud Platformはアプリケーションを構築するためのクラウド型のプラットフォーム。大きく分けて3分野、コンピューティング、ストレージ、アプリケーションがある。コンピューティングではCompute EngineとApp Engine、ストレージではCloud Strage、Cloud SQL、 Cloud Datastore、アプリケーションではBigQuery、Cloud Endpointsといったサービスがそれぞれ提供されている。

 提供されるサービスのインフラはGoogleのインフラそのもの。ラオ氏はこう強調した。「Google Cloud PlatformはGoogleが15年間培ってきた革新的なインフラで稼働しています。皆さんはGmail、Googleマップ、Android、Chrome、Adwards、AdSense、G+といったアプリケーションと同じプラットフォームにアクセスすることができます」

 Googleのインフラを利用できるということは、単にGoogleが持つハードウェアやネットワークを「間借り」するだけではない。Googleがこれまで自社のサービスを提供するために費やしてきたソフトウェア開発の恩恵にもあずかれるといっていいだろう。例えばGFS、MapReduce、BigTable、Dremel、Spanner、Colossus。長年Googleが費やしてきたソフトウェア開発の蓄積がGoogleのインフラをより強固にしてきた。ユーザーはこのインフラを時間単位の従量制で利用できることになる。

 ユーザーが利用することになるプラットフォームのパワフルさはどのくらいか。ラオ氏によるとApp Engineが処理するリクエスト件数は1日に280億件、Wikipediaの約10倍に相当するそうだ。またCloud Datastoreのオペレーション件数は月に6.3兆件にもなるという。ラオ氏は「この地球上において、この規模で処理できるのはほかにない」と自負を見せた。

▲Google Cloud Platform

 そして価格。ラオ氏は「ハードウェアの価格は年間で20~30%下落しているにもかかわらず、パブリッククラウドの価格下落率は年間6~8%です。これはフェアではありません。Googleはハードウェアの価格下落率と同じように低価格で提供していかなくてはならないと考えました」と述べた。今後はムーアの法則に合わせて料金引き下げを行うという考えを示した。

 新価格体系は3月25日にアメリカで開催されたGoogle Cloud Platform Liveイベントで発表され、すでに4月1日から適用されている。Compute Engineは30~53%、Cloud Storageは68%、BigQueryは85%と大幅に値下げされた。価格に関してはGoogleはかなり攻めているのが分かる。

 課金の単位も目を引く。一般的なパブリッククラウドサービスだと1時間単位の課金が多いところ、Google Cloud PlatformでCompute Engineを使うと最低で10分間の使用料金が課され、それ以降は1分単位の課金となるなど細かな課金体系となっている。また一定期間継続して利用すると自動的に割引が適用されて価格が下がる仕組みになっている。

次のページ
二者択一にはしない。「いいところどり」をする

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/5808 2014/04/24 07:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年6月28日(火)13:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング