ビッグデータという言葉は、ようやく世の中に定着した感がある。これまではどちらかと言えばビッグデータ活用のための、情報基盤を実現する技術部分に注目が集まっていた。企業にとって有効で具体的な情報活用方法や、企業の中で中長期に運用していくための方策などの情報は、まだまだ少ないのが現状だ。そんな中、今後ビッグデータ活用の具体的な事例として増えてきそうなのが、デジタルマーケティングの領域だろう。リスク管理にビッグデータを活用する例もあるが、企業業績を伸ばすという目的であればマーケティング活動でのビッグデータ活用が本命と言える。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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