概要
Accessデータベースに存在するテーブルやクエリは、コピー&ペーストで簡単にExcelにインポートできます。テーブルまたはクエリ全体をExcelにインポートするには、そのオブジェクトを選択してコピーを行い、貼り付けたいExcelシートの最初のセルを選択して貼り付けを行います。
もし、一部のデータのみをExcelにインポートするには、そのオブジェクトを開き、インポートしたいレコードを選択してからコピーを行い、Excelに貼り付けます。
今回は、サンプルファイルを使って、Accessのテーブル全体またはそのデータの一部をExcelに実際にインポートする方法を紹介します。
操作手順
テーブルデータ全体をインポートする
- Excelを起動し、インポート先のシートを表示しておきます。
- インポート対象となるAccessのサンプルファイル「sample.mdb」を開きます。
- インポートしたいテーブルを選択して、ツールバーの[コピー]ボタンをクリックするか、[Ctrl]+[C]キーを押します。
- Excelにタスクを切り替えて、インポートする最初のセルを選択し、ツールバーの[貼り付け]ボタンをクリックするか、[Ctrl]+[V]キーを押します。
一部のデータをインポートする
- Excelを起動し、インポート先のシートを表示しておきます。
- インポート対象のAccessのサンプルファイル「sample.mdb」を開きます。
- インポートしたいデータが含まれるテーブルをダブルクリックして開きます。
- インポートしたいレコードを選択して、ツールバーの[コピー]ボタンをクリックするか、[Ctrl]+[C]キーを押します。
- Excelにタスクを切り替えて、インポートする最初のセルを選択し、ツールバーの[貼り付け]ボタンをクリックするか、[Ctrl]+[V]キーを押します。
備考
AccessからExcelにデータをインポートした場合、1行目のフィールドを除き、セルの値を折り返して全体を表示するように書式設定されています。セル内の折り返しを解除するには、以下の手順にしたがって操作を行ってください。
- 折り返しを解除したいセルを選択し、右クリックして[セルの書式設定]を選択します。
- [セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブを開きます。
- [折り返して全体を表示する]のチェックボックスをオフにして、[OK]ボタンをクリックします。
- B列のデータを表示するために、B列とC列の間をダブルクリックします。