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NoSQLユースケース100

ワークスアプリケーションズがCassandraを選んだわけ #CASE 001


データ量と速度のバランスでNoSQLを選択すべし

Q:これからNoSQLデータベースやCassandraを使ってみようと考えている人にアドバイスはありますか?

堤:NoSQLのデータベースは、適材適所で。使い分けのポイントは、データ量と速度で分けるといいでしょう。データ量は1企業で十分に収まり、それほど速度も求めないのであればリレーショナルでいいシステムはたくさんあります。リレーショナルは開発も簡単ですから。

 データが大量にあり、なおかつ速度も求められるならNoSQLが向いています。これは個人的意見ですが、速度は麻薬のようなものです。1度速くなることを経験すると、もう遅いものには戻れません。リレーショナルのJoinで処理が遅くなるのが許せなくなったら、次からはNoSQLしか選べないでしょう。

 トランザクション処理を心配するかもしれませんが、そこはきちんと選択できれば大丈夫です。NoSQLでトランザクションを実現する方法もたくさんあります。Cassandraにロックの仕組みを追加するオープンソースのプログラムなども、今は出てきています。ただし、無理をすると苦労します。またすべての処理でトランザクションがいるなら、NoSQLを選ぶ意味がありません。

 弊社からも、今後自分たちが開発したAPI部分などを開発コミュニティに還元することも考えています。CEOの牧野も、開発したものを隠しておくのではなくどんどん表に出すような考えを持っています。

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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