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イチから学ぶデータベース最新技術 - Oracle Real Application Clusters編

Oracle Databaseのアーキテクチャ

 Oracle Databaseは初の商用Relational Database Management Systemとして約40年前に誕生しました。以後、エンタープライズ用途の厳しい要件に応えるべく、進化を遂げてきました。Oracleは数値や文字のデータ型だけでなく、XML型やJSON型、空間位置情報型とその処理エンジン、機械学習エンジンを搭載しています。そして、マルチテナント機能でデータベースを統合し、Database In-Memory(DBIM)で極力データの移動を抑えてOLTP処理で発生したデータを分析までかけることが可能なアーキテクチャを持っています。また、データ保護についてはかなり慎重なアーキテクチャとなっており、データ破損に対する保護とセキュリティを重要視しています。クラウド・ファーストの考え方が浸透しサーバー資産を持たない時代になっても、DBMSのアーキテクチャを理解しておくことは依然重要です。本連載ではOracle Real Application Clustersのアーキテクチャに焦点を当てて解説していきます。第一回はおさらいをかねてシングル・インスタンスのOracle Databaseのアーキテクチャを解説します。

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この記事の著者

日下部 明(クサカベ アキラ)

日本オラクル データベース担当。Oracle GRID Centerのラインマネージャとしてオラクルの持つ最新技術をパートナー各社と共同で検証し、多くのホワイトペーパーを執筆・レビュー。以後、その経験を元にミッションクリティカルな案件のソリューションデザインの提案などを担当。データベースセキュリティ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/9656 2017/08/25 06:00

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