脅威動向に関する記事とニュース
-
2018/03/01
仮想通貨の採掘をボットでおこなう「クリプトマイニング」に備えよ
仮想通貨やブロックチェーン技術については、社会を大きく変革する次世代のテクノロジーとして大きな期待が寄せられる一方で、過渡的な進展の中では大きな混乱を招いていることは事実だ。仮想通貨の取引所の盗難や出金停止をめぐる事件もいまだ解決していないのが現状だ。そんな中、仮想通貨/暗号通貨の採掘(マイニング)を、ユーザーのマシンを使っておこなう「クリプトマイニング」という手法が生まれている。マイニングそのものは合法であるものの、ユーザーのマシンを合意なしでボットなどでおこなうこの手法は、新たなセキュリテ...
-
2018/02/08
次世代型エンドポイント製品の普及は国内で本格化するか? CrowdStrikeの日本法人が始動
クラウドベースのエンドポイントプロテクションを提供するCrowdStrikeは2018年1月24日、日本法人となるCrowdStrike Japanの発足を発表した。インドやオーストラリアに続きアジア太平洋地域の拠点として日本法人を設立。同法人のマネージング・ディレクターを務めるのは河合哲也氏。発足の背景には、「もう従来型のアンチウィルスだけでは守りきれない」という認識が日本企業においても広がり、次世代型エンドポイント製品に対する期待とニーズの高まりがある。
-
2018/01/26
北朝鮮や中国など国家支援によるサイバー攻撃が増加、2018年の脅威動向をファイア・アイが予測
標的型攻撃の対策製品を手がけるファイア・アイは2018年1月23日、2018年の脅威動向を予測したレポート「セキュリティ動向予測2018」を発表した。毎年、同社が独自に調査したもので、今年注意が必要な攻撃グループ、攻撃手法や防御方法などをまとめた。同レポートは、同社CEOのケビン・マンディア氏などによる今年1年の脅威予測、アジア太平洋地域の動向予測などをまとめたもの。発表会では、同社執行役副社長の岩間優仁氏が登壇し、主な予測を解説した。
-
2018/01/15
企業は脆弱性対策や監視態勢を強化し、ランサムウェアやビジネスメール詐欺も警戒を
トレンドマイクロは2018年1月10日、2017年国内サイバー犯罪動向解説セミナーを開催した。セキュリティエバンジェリスト 岡本勝之氏は2017年に起きたサイバー犯罪の主要トピックとしてランサムウェア、公開サーバーからの情報漏えい、ビジネスメール詐欺(BEC)を挙げた。
-
2018/01/11
サプライチェーン、モバイル、暗号化、IoT機器…2018年はここが危ない!
カスペルスキーのグローバル調査分析チーム「GReAT(Global Research and Analysis Team)」は日々サイバー脅威に対する情報収集と分析を行っている。サイバー脅威に関する年間総括から攻撃者グループの進化や動向予測を解説した。
-
2017/12/15
セキュリティ担当者は何に警戒し、準備しておくべきか?シマンテックが予測する2018年セキュリティ動向のポイント
シマンテックは2017年に起きたセキュリティ事例などから2018年以降の動向を10個のポイントにまとめた。企業セキュリティ担当者は何に警戒し、準備しておくべきか。同社マネージドセキュリティサービス日本統括 滝口博昭氏が解説した。
-
2017/12/14
サイバー攻撃側と防御側の機械学習による競争が激化か?マカフィーが調査、発表
12月11日、マカフィーは記者説明会を開催し、2017年の10大セキュリティ事件と2018年の脅威予測を発表した。海外で発生したサイバー事件であっても、インターネットを介して瞬時に日本にも被害が及ぶなど世間を騒がせる事件が相次いだ。例年以上に中学生や高校生によるサイバー犯罪が多かったことなど、今年のサイバー犯罪の特徴を解説した。
-
2017/11/29
麻薬取引を超えたサイバー犯罪被害額、アジア各国はどう取り組むか?RSA ナイジェル氏に聞く
RSAは暗号鍵やトークン認証の技術を確立した会社としてセキュリティの専門家の中ではパイオニアともいえる企業。設立者の名前をとったRSA暗号としてもよく知られているが、近年は総合的なエンタープライズITのセキュリティ企業となっている。グローバルでの活動は盛んで、特に年次でおこなわれる「RSA Conference」は、セキュリティの最新技術の動向を知る場として世界中のセキュリティ関係者が集まる。そのRSAのアジア太平洋&日本地域を統括するバイスプレジデント、ナイジェル・ウン氏が来日したので、アジ...