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2018/12/06
顔認証技術とプライバシー保護は両立できるか?―GDPRが与える示唆
監視カメラなどの動画データから顔を認識しデータベースと照合を行う顔認証技術は、もはや人間の目を凌駕する性能を持ち実用の領域に入っている。一方で、プライバシーの侵害や誤認識の恐れを懸念する声も上がっているが、各国の法整備が追い付いていないのが現状だ。2018年5月、EUでGDPRが発効された。今まさに、十分な議論を重ね、顔認証技術の幅広い利用に対する理解を深め、懸念を払拭することが重要となっている。
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