著者情報
公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)特別研究員。現場から経営戦略、組織開発、AI活用まで——部門と領域を越えて全体をデザインする"越境型DXアーキテクト"。
20年にわたり、現場に深く入り込みつつ全社を俯瞰して構造を再設計。製造・調達・物流のDXからAIによる人員配置最適化、生成AIの全社展開まで、DX推進部門と事業改革部を立ち上げ、デジタルスキルとマインドセットを一体で育てる社内DX大学を創設するなど、技術と人・文化をつなぐ変革を多数リードしてきた。
組織が自走するための"実装型DX"アプローチを体系化し、企業・自治体での講演や伴走支援を行う。近年は、AIを単なる効率化の手段ではなく「新しい価値の創出エンジン」として位置づけ、好奇心・新結合・共創を軸にした独自フレームワーク「Resovation」を提唱。「人と技術のあいだにある未来」を探求し続けている。
DXコンサルタント・顧問としても活動し、複数の組織でAI活用と変革デザインを支援。DXコミュニティや糸島市100人カイギの運営など、人と人をつなぐ活動にも取り組む。「好奇心を社会の資産に」をミッションに、誰もが活躍できる社会の実現を目指している。
Karhu Lab(カルフラボ)代表。株式会社プランノーツ DXコンサルタント、合同会社Lightgear AI推進顧問。
執筆記事
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