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『教育×破壊的イノベーション』を実践するスタートアップが集結!「EdTech JAPAN Pitch Festival Vol.1」イベントレポート

「EdTech JAPAN Pitch Festival Vol.1」イベントレポート


去る9月15日、「EdTech JAPAN Pitch Festival Vol.1」がデジタルハリウッド東京本校にて開催された。クレイトン・クリステンセン教授の著作『教育×破壊的イノベーション』の世界が、Khan Academyなどをお手本に、日本でも徐々に実現に向けて動き出そうとしている。各スタートアップ経営者の講演内容をレポートします。

 

 『アントレプレナーの教科書』ダイジェスト版(PDF)プレゼントのお知らせ   
   

「リーンスタートアップ」、「顧客開発モデル」などの起業家手法が、話題となっています。そして、ベンチャー企業だけではなく、大手企業の新規事業開発の場面でも、これらの起業家手法が使われ始めています。 翔泳社発行「ビズジェネ」では、WEBサイトの公開を記念して、新規事業開発、ビジネススタートアップのバイブル『アントレプレナーの教科書』(スティーブ・ブランク著・堤孝志、他訳)のダイジェスト版(PDFデータ)を、アンケートにお答え頂いた方に漏れ無く、プレゼント致します。

ダウンロードは、こちら!

 

 「EdTech」はWEBテクノロジーを中心とした教育イノベーション 

 イベントはモデレーターのデジタルハリウッド大学大学院 特任教授佐藤 昌宏氏の挨拶から始まり、以前は教育工学という位置づけで語られていた「EdTech」も、ウェブテクノロジーを中心とした教育分野でのイノベーションという捉え方で定義されつつあると解説。佐藤教授の熱い想いを語り、イベントの開始を盛り上げた。

熱気の中で、イベントは開始された 

 本イベントでは、日本の教育系ビジネススタートアップやNPOによる教育提供の実践者が9人集結した。

 そして、9人の登壇者は、講演の短い時間の中で、それぞれ下記のようにコメントを述べた。

9人の教育系ビジネススタートアップは何を語るのか? 前編

森健志郎氏 株式会社スクー
・主な提供サービスは、[schoo WEB-campus]
 「学びたい意志」はあるが、「学べていない」社会人に向けたアプローチに特徴がある。「楽しくない学び」を楽しくするため、学びの「同期」(受講者間、受講者と講師など)を重視
影山泰孝氏 キャスタリア株式会社
 ・主な提供サービスは、[iUniv][goocus] 
  始めやすい単位への学びのダウンサイジングを、[iUniv]で実現させ、蓄積したノウハウから「mobile×SocialLearing」を重点事業テーマとし、[goocus]のサービスを今後の重点サービスとする。[iUniv]と[goocus]で、知的好奇心と学びの芽を逃さないために、友達との学びを共有し、シンプルなゲーミフィケーションで継続性を持たせる。今後、リリースを予定しているサービスでは、「学びの履歴」を可視化して、スキルの最適化を図るためのサービス[folia]を提供予定。そのサービスは、「学びの履歴」を人材マネジメントにとりいれるマッチング機能があるとのこと。近日サービスリリース予定。
辻川 友紀氏 株式会社シェアウィズ
・主な提供サービスは、[ShareWis(シェアウィズ)] 
「知識の地図」を可視化する独特なUIが特徴で、そのUIの意味は、直線型の学習からネットワーク型の学習へと導くものであると。ユーザー参加型のレクチャー投稿、「知識の地図」のPersonalMap化。学習したいコンテンツや人との出会い、学びの楽しさの発見に重点を置いている。
藤本 崇氏 株式会社IntheStreet
・主な提供サービスは、[street-academy] 
 「独学」と「教育機関での学習」の中間というポジショニングを狙う。「個人に教わる」を提供する。「教えたい個人」と「教わりたい個人」のマッチング、教育コンテンツへの情報アクセスの問題をITにより解決。潜在講師予備軍を「個人の先生」へと変えていく仕組みが肝。事業的には「教える」におけるLeanStartUp的アプローチを徹底。 
水野 雄介氏 ピスチャー株式会社
・主な提供サービスは、[Life is Tech] 
・代表の水野氏は、大学時代に、高校の非常勤講師経験を持ち教員免許も取得している。その後、コンサル会社勤務を経て、「私塾」からの社会変革を実践したいとう想いを持つ。コンテンツはフリーでいうスタートアップもあるが、無料コンテンツははなく有料でのサービス提供にこだわる。価格以上に価値のないものは事業として継続性がない、ということにこだわりをみせた。ITリテラシー必須のグローバル化時代に、高校球児の数以上にプログラマを増やしたいという想いを持ち、今後、事業を発展させていきたいと笑顔で語った。

前半の登壇内容詳細は、下記で御確認下さい。

次のページ
9人の教育系ビジネススタートアップは何を語るのか? 後編

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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