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SOAのセミナーはなぜ後半30分から難解になるのか?

  2010/06/15 00:00

SOAのセミナーで中盤あたりから出てくるのが「データモデル」。理念のあたりはなんとなく理解できていても、だんだん訳がわからなくなってきて…という人も多いはず。今回は、SOAが難解な原因に迫ります!

SOAのセミナーはなぜ途中から難解になるのか?!

生徒

SOAの考え方やメリットがわかって、じゃあやってみようという話になったあたりから話が難しくなりますよね。データモデルというのもそのひとつですが、これはなんでしょう?

先生

SOAを本当に使えるものにするためには、データモデルの問題って凄く大きいんですよ。そもそもシステムにとってデータモデリングは非常に重要なんですが、再利用性や拡張性を重視するSOAというアーキテクチャであればなおさらです。特に、汎用的なサービスの設計にはデータモデリングは必要不可欠といえます。

システムにとってデータモデルは重要、SOAならなおさら
システムにとってデータモデルは重要、SOAならなおさら
 

といってもピンとこないと思うから、例を出しましょうか。銀行ありますよね。あそこって、口座の情報をどんな風に管理していると思いますか?

生徒

銀行ですか。うーん、顧客IDがあって、それに口座の情報が紐づいている感じでしょうか?

こんな感じですか?
こんな感じですか?
先生

実は、レコードの一番頭にくるキーは銀行名なんですよ。その後に支店、口座ときて、その属性として名前が付属しています。

実際にはこんな風に口座情報を持っています
実際にはこんな風に口座情報を持っています
 

でも、この管理方法には問題がある。例えば、一人が複数の支店に別の口座を持っていたり、同じ支店の中に異なるタイプの口座を持っていたりするとしますよね。このような場合に、顧客ごとに名寄せすることはできるでしょうか?

生徒

IDも何も無いんですよね。うーん、難しいんじゃないでしょうか。(次のページへ

 

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著者プロフィール

  • 南波 幸雄(ナンバ ユキオ)

    産業技術大学院大学 産業技術研究科 教授、博士(学術)。専門は情報システムアーキテクチャ、概念データモデリングの教育、CIOの養成など。 学生時代は化学工学を専攻。1972年にソニーに入社。磁気テープの研究・開発・製造技術などを担当。その後、生産管理システムプロジェクトへの参画を機に、情報システム...

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