最新版で追加された機能は次のとおり。
・コンプライアンスレポートにGDPR対応レポートを追加
5月25日からEU(ヨーロッパ連合)においてGDPR(General Data Protection Regulation)が施行される。今回のリリースでは、「EventLog Analyzer」で収集したログを基にGDPRに準拠したレポートを作成できるようになった。GDPRの各要件に対応した、オブジェクトアクセスやログオン、ポリシーの変更等のレポートが作成できるという。
また、従来PCI DSS(要件10)をはじめ、複数のコンプライアンスレポートが作成可能だったが、今回の機能追加により、レポートのラインナップがさらに充実したという。
・Syslog転送機能を追加
「EventLog Analyzer」は、イベントログ、Syslogをはじめ、あらゆるログの収集・長期保管・検索に特化した、低価格なログ管理ソフト。今回の機能追加では、「EventLog Analyzer」で収集したログをSyslogとして転送することが可能となった。ログの内容は「EventLog Analyzer」に登録されているデバイスから選択でき、機械学習の機能を持つ高度なSIEMやBIツール等との連携も可能。
また、膨大なログを解析する必要がある組織は、簡易なログ収集を「EventLog Analyzer」で行い、Syslog転送機能を活用して重要なログのみ高度なツールへ集約させることで、ログ収集部分におけるシステムコストを安価に抑えられるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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