「AWSアダプタ」は、AWSで提供されている次のサービスと連携する3つのコンポーネントで構成されている。
- Amazon S3アダプタ:S3へのアップロード、ダウンロード、ファイルの削除
- Amazon Redshiftアダプタ:CSVファイルをRedshiftのDBに転送
- Amazon RDSアダプタ:AWSのRDS上でクエリーを実行
「Magic xpi」の「AWSアダプタ」を利用することにより、AWSとのデータ連携の処理ロジックをコーディングすることなく、GUI画面の設定のみで作成することが可能になる。
「Magic xpi」がすでに提供済みの66種500機能以上のアダプタ群により、SAP、Salesforce、Oracle、IBM、Microsoftなどの主要なITベンダーの基幹システムやクラウドサービスとAWSとの連携を、高度なスキルレベルを必要とせずに短期間、低コストに実現することが可能になるという。
「AWSアダプタ」は、Magic xpi用のアダプタ開発キット(SDK)の「コネクタビルダー」を使い、マジックソフトウェアの技術協力のもと、アイディーエスが開発した。AWS Advancedパートナーであるアイディーエスは、ベトナム・ホーチミン市に設立したIDS Vietnamにアダプタ開発とサポート体制を整え、マジックソフトウェア・エンタープライゼスの本社・支社を経由した全世界50か国へのグローバル展開も視野入れて準備を進めているという。
今後は、次のようなAWSサービスに対応した連携機能を順次追加する予定だとしている。
- Amazon SQS(Simple Queue Service):メッセージキューイングサービス
- Amazon DynamoDB:NoSQLデータベースサービス
- Amazon EMR(Elastic Map Reduce):大量データの分散処理プラットフォーム