「MotionBoard Ver.6.0」は、これまでの資産を活かす高い互換性を持ち、シームレスな移行が可能。また、描画パフォーマンスの向上を実現している。加えて、データソースの拡充やビジネスチャットとの連携など、「データ」と「人」をつなぐBIダッシュボードとして強化がはかられているという。
この製品は、クラウドサービスとパッケージ製品をラインナップしており、利用形態に合わせて選択できる。
「MotionBoard」は、意思決定や行動の変化を促す情報をスピーディーに届けることが できるBIダッシュボードで、IoT（Internet of Things）データのリアルタイム可視化や 地図データの標準搭載など、BIツールとして高度な機能を提供している。
「MotionBoard Ver.6.0」の特徴
・HTML5ベースで開発
「MotionBoard Ver.6.0」は、アーキテクチャーを一新し、HTML5ベースで開発。従来のFlashを上回る描画パフォーマンスを実現している。モード切り替えにより、FlashとHTMLの相互運用が可能で、今まで作成したダッシュボードの定義ファイルをそのまま利用できる。今後、モバイル版（MotionBoard＋Mobile）のHTML5化を予定している。
・ビジネスチャットにプッシュ通知
一般的なBIツールでは、人がシステムを見ることで気づきを得て、判断する必要がある。「MotionBoard」は、ビジネスチャットへリアルタイムに通知できるので、ビジネスの変化をキャッチし素早いアクションに結びつけられる。
・扱えるデータソースを拡充
CData Software社のドライバーを採用することで、世界中の主要なクラウドサービスやデータベースと「MotionBoard」との連携が、さらにスピーディーに実現できるようになった。各種システムとのデータ連携が格段に容易になり、データ活用の幅が広がる。
・データ取得APIを搭載
「MotionBoard」からチャートデータや明細データを取得できるWebAPIを提供。これにより、分析した結果を他システムで利用しやすくなる。
・文書データ活用ソリューション「SPA」との連携強化
「SVF」「SVF Cloud」を利用した帳票の出力先に「SPA」を追加。出力したレポートを「SPA」で管理でき、全文検索やフィールド検索で必要なレポートを素早く見つけることができる。
・使いやすくなったチャートエディタ
多機能なチャートエディタの設定項目を検索できるようになったほか、プレビューを 見ながら設定変更が行えるようになった。
・ボード回復機能を搭載
ダッシュボード編集中の内容を定期的にPCに保存できる。編集作業中にWebブラウザー を閉じてしまっても、ダッシュボードを復元できる。
・MacOSに対応
クライアントの動作環境として、MacOSをサポート。
