2026年2月17日、ストックマークは、同社が提供する製造業向けAIエージェント「Aconnect」が、ライオンに採用されたと発表した。
同サービスは、ライオン内のビジネス開発センターに導入された。導入前は、以下のような課題があったという。
- 情報の断絶:社内に膨大な調査データという資産を保有しており、それらを社外のマクロトレンドと結びつけ、新しい着想へと昇華していく仕組みを検討していた。人手による情報収集では、社内外に点在する情報を網羅的に掛け合わせることに限界があり、既存資産を十分に活かしきれていなかった
- 強みのさらなる進化:生活者自身も気づいていない本音に寄り添うためには、既存の思考の枠組みやバイアスを超え、非連続な新しい価値をスピーディーに創出する仕組みが必要だった
これらの課題を解決するために、Aconnectが導入されたとのことだ。導入後は、以下のような成果が出たという。
- 調査時間が「数日」から「数分」へ:従来、数日を要していた市場動向やトレンドの調査・精査が、Aconnectへの問いかけにより数分で完了。これにより、浮いた時間を新しい切り口の検討に充てることが可能となり、仮説検証の量と質を向上させている
- AIによる「反証」が、既存の枠を超えたアイデアを創出:調査の中で、従来とは異なる視点をAconnectが提示することで、チーム内議論が活性化。AIが投げかける予期せぬデータや反証が呼び水となり、人間の担当者だけでは辿り着けなかった価値定義につながっている
- 部門横断の議論における「納得感」と「スピード」の向上:多様な専門性を持つメンバーが集まる会議の場でも、Aconnectを用いてその場で事実確認やデータ補完を行うことで、議論を中断させることなくスムーズに合意形成が可能に。全員が共通の認識を持って次へのアクションへ進める環境の整備につながっている
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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