Keychainは、ブロックチェーン技術を応用し、他人を信用しない「ゼロトラスト」な自己主権的なデータ・セキュリティを管理できる「Keychain Data Provenance Infrastructure(DPI)を提供開始しました。DPIは、企業のシステム、ニーズにあわせて簡単迅速な導入ができるソリューションとなっている。
企業はブロックチェーンの開発を行う必要がなく、DPIを既存システムに導入するだけで、既存システムで流れているデータのセキュリティを向上することができるという。
■DPIの主な特徴
- データの所有者が確認できる
- データのアクセス権の管理ができる
- データの送受信者を確認したうえでデータ送受信できる
- 送信データが送信前に暗号化され、認証された受信者だけがデータを閲覧できる
- 万が一情報漏えいが起きても第3者には中身が見えない
■DPIを導入できるデバイス例
- IoTデバイス
- ウエアラブルデバイス
- スマートフォン
- デスクトップ・ラップトップ
- ルータ、ゲートウェイ、サーバー、クラウド
■現在提供するDPIのソリューション
- ブロックチェーンのホスティングサービス
- ブロックチェーンとつながるデバイス側の組込ソフトのライセンス提供
- ネイティブ言語で開発可能な組込みソフトの提供、外部システムとの連携支援
- 多数のデバイス間でのペアリング(認証)状況管理プラットフォーム
■DPIのサービス体系
- ソフトウェア・ライセンス
- ブロックチェーン・ホスティング
- Peer to Peer コミュニケーション・ホスティング
- クライアント・ゲートウェイソフト、およびブロックチェーンとのコミュニケーション
- データ・ホスティング(オプション)