今回の協業において、ラックとNEC APACは共同で、中堅・中小企業を対象とした高度セキュリティ監視サービスを2019年末までに提供開始する。このサービスは、ラックのセキュリティ監視センターJSOC、およびサイバー救急センターでの実際のインシデント対応経験とノウハウにより実現される。
それらのノウハウを結集し自動化、また、クラウドを活用することにより、高品質ながら低価格なサービスを提供しAPAC地域の中堅・中小企業の成長を支えるという。
さらに両社は、ハンズオンを中心としたサイバーセキュリティトレーニングサービスをAPAC地域の企業に提供する。このサービスは、組織内のサイバーセキュリティ対策に対する意識向上を目指すものから、マルウェア解析、インシデントレスポンス、不正アクセス分析、デジタルフォレンジックおよび脆弱性診断を行う高度な技術者を育成するものまで体系的なプログラムを提供する。
また、ラックは日本で24年間かけて培ったサイバーセキュリティインテリジェンスとSecurity Operation Center(SOC)運用ノウハウにより、NEC APACが運用しているSOCの対処能力を向上し、APAC地域で包括的なインシデントレスポンスサービスを提供できるように支援する。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア