米Nutanixは、5月26日、小売業者のクラウド採用計画に関する調査結果「2019年版Nutanix Enterprise Cloud Index 小売業界の比較結果」を発表した。
同調査は、世界24の国や地域において、IT部門の意思決定者2650名を対象に行ったグローバル調査「Nutanix Enterprise Cloud Index 2019」に基づくもの。これによると、小売業者の54.3%は各アプリケーションにクラウド環境を選択する際に、「ITの迅速な展開」が最大の決め手だと回答している。
また、63.6%の回答者は、セキュリティが今後のクラウド導入において重要だと答えており、32.0%はハイブリッドクラウドがもっとも安全であると回答した。
小売業者は、絶えず変化する顧客ニーズに対応すべく、継続的なイノベーションを模索している。そのなかで、デジタルアプリケーションとIoTアプリケーションの実行のために、平均を上回るペースでパブリッククラウドを採用している。
さらに、他の業界と比較して、パブリッククラウド環境でアプリケーションを実行する割合が高いことも明らかになっている。複数のパブリッククラウドの普及率は約11%、単一のパブリッククラウドの普及率は約19%に達している。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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