HENNGEは、11月9日、2020年10月に実施した企業におけるパスワード管理に関する調査結果を公表した。(複数回答可能。回答者500名のなかで当該選択肢を選んだ割合を記載)
調査結果の概要
- 勤め先で利用するシステムにおけるログイン方法は「ID・パスワードのみ」が88.4%
- 「パスワードの使いまわしをしている」ユーザーは54.9%
- 使いまわしをしている理由の67%が「パスワード管理の手間」
勤め先のシステムで利用するログイン方法については「ID・パスワードのみ」という回答を選択した割合が88.4%と最も高く、次いで「ワンタイムパスワード(OTP)」が15.4%という結果になった。
また、プライベートについても「ID・パスワードのみ」の割合が90.2%と最も高い結果となっている。一方で、「ワンタイムパスワード(OTP)」を利用しているという回答は39.4%となり、勤め先での利用と比較して多い結果であった。
さらに、同じパスワードを使いまわしすることがあると答えた人は、54.9%と半数以上にのぼった。理由として「パスワードを管理する手間」と67%が答えているという。
勤め先の規則等によりパスワード変更を定期的に実施する必要性がある人の割合は65.7%になった。このうち、パスワード変更の頻度は「3カ月」ごとが最も回答として多く、51.7%にのぼったとしている。