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AWS、コンテナに関する4つの新機能を発表 AWS Protonなど

 米現地時間12月1日、Amazon Web Services(以下、AWS)は、「AWS re:Invent」にて、顧客のモダンアプリケーション開発、デプロイ、スケーリングをサポートする4つの新たなコンテナ分野におけるイノベーションを発表した。

データセンター内でAmazon ECSとAmazon EKSを実行可能に

 Amazon ECS Anywhere:AWS環境で利用しているものと同様のクラウドベースの完全マネージド型・高可用のコンテナオーケストレーションサービスを使用し、自社のデータセンター内でAmazon ECSを実行できる。これにより、オンプレミス環境での自社のコンテナオーケストレーターの実行、更新、保守が不要となり、コンテナをクラウドに移行し、ハイブリッド環境で管理することが容易になるという。Amazon ECS Anywhereは、2021年上半期中の提供開始予定としている。

 Amazon EKS Anywhere:これまでのAmazon EKSと同様の一貫性のある運用により、自社のデータセンターとクラウド環境でKubernetesを実行できるようになる。これにより、最新のソフトウェアアップデートやセキュリティパッチの拡大など、Amazon EKSのベストプラクティスと一貫性のある形で、クラスタを作成できるという。Amazon EKS Anywhereは、2021年上半期中の提供開始予定。

 AWS Proton:最新のアプリケーション管理サービスであるAWS Protonは、コンテナやサーバーレスのように、演算単位が小さく動的な場合において、アプリケーションのプロビジョニング、デプロイ、モニタリングをシンプル化する。セキュリティ、アーキテクチャ、ツールなど、AWSのベストプラクティスが組み込まれたキュレーション済みのアプリケーションスタックのセットも備えており、インフラストラクチャチームは開発チームに信頼できるスタックを迅速・容易に配布できるという。

 またAWS Protonは、コンテナとサーバーレスアプリケーション向けのコード、CI/CDパイプライン、モニタリングなどのインフラストラクチャのデプロイを自動化する。インフラストラクチャチームはAWS Protonを利用することで、アプリケーションの開発プロセスを手動で管理することなく、一貫した方法でサーバーレス/コンテナ技術を自社のアプリケーションに使用できる環境を、開発者に提供できるとしている。

Amazon Elastic Container Registry Public(Amazon ECR Public)

 Amazon ECR Publicを使用することで、プライベートとパブリック、両方のコンテナイメージをホストでき、パブリックなWebサイトやレジスタの使用が不要になるという。さらに、「Amazon ECR Public Gallery」と呼ばれる新たなWebサイトにより、AWSへサインインすることなく誰でもパブリックコンテナイメージを閲覧・検索し、開発者の提供した詳細情報やプルコマンドを見ることができる。

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