マイクロソフトは、2008年に発表したスケジュールに従い、米国時間14日にWindows XPのメインストリームサポートを終了することを発表した。メインストリームのサポートが終了すると、セキュリティ更新プログラム以外の新規のデバッグや修正リクエストへの対応は行われなくなる。
ただし、希望者にはサポートプログラムの延長が有償で可能となっている。この延長プログラムと、無償のセキュリティ更新プログラムは2014年4月8日(米国時間)まで続けられる。すでに、XPのパッケージ販売のための出荷とプレインストール向けのOEM出荷は終了しているが、ネットブックや小型のモバイルPC向けのOEMライセンスの終了日については、2010年6月30日もしくは次のバージョンのWindows出荷後1年までのどちらか予定している。
現状のXPを使い続ける場合、2014年4月までは、セキュリティ更新などの最低限のサポートは受けられるが、今後はPC購入時のXPのプレインストールやダウングレードの選択肢は、さらに狭くなる見込みだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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