一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(以下、CSAJ)セキュリティ委員会/Software ISACは、「Software ISACが選ぶ開発者(企業)が注目すべき10大ニュース」を公開した。
今回、サイバー空間においてもコロナ禍の影響で攻撃態様に変化があり、攻撃者の動きが活発化していることを踏まえ、セキュリティ強化に役立てられるよう2020年を振り返って選定したとしている。
Software ISACが選ぶ開発者(企業)が注目すべき10大ニュース
- 改正民法に対応した「情報システム・モデル取引・契約書」
- 出荷判定チェックリストを公開
- ISMAPの登録申請が開始されました
- 多数の不正アクセス・情報漏えい事故
- ランサムウェア/ランサムDDoS攻撃
- IPA「脆弱性対処に向けた製品開発者向けガイド」が公開されました
- Flashサポート終了など、その他OSSなどのセキュリティアップデートに注意
- OWASP ASVS日本語版公開
- TLS暗号設定ガイドライン
- ドメインレジストラサービスを狙った攻撃
選定委員(氏名五十音順)
- 明尾洋一氏(サイボウズ株式会社 セキュリティ室 室長)
- 垣内由梨香氏(Microsoft Corporation セキュリティ レスポンス チーム セキュリティ プログラム マネージャー)
- 加藤智巳氏(株式会社ラック サイバー・グリッド・ジャパン 主席研究員)
- 萩原健太氏(グローバルセキュリティエキスパート株式会社 CSO)
- 板東直樹氏(アップデートテクノロジー株式会社 代表取締役社長)
CSAJセキュリティ委員会/Software ISACでは、今回の10大ニュースやその他公開する文書やガイドラインなどの参照により、各企業・組織が安全に事業を発展できるための一助となることを期待するという。
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