SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

日立とJR九州、AIを活用した運転整理自動化を目指す

 九州旅客鉄道(以下、JR九州)と日立製作所(以下、日立)は、AIを活用した運転整理業務(以下、運転整理)の自動化共同プロジェクトを2021年1月に立ち上げており、4月から実フィールドでの有効性検証に取り組むことを発表した。

 JR九州は、中期経営計画(2019-2021)において、将来に向けた鉄道事業の挑戦として「運行管理のAI化」を掲げ、運行管理業務におけるノウハウやスキルの継承、自動化によるサービスの向上を実現する施策を検討しているという。現在、災害等により列車の運行状況に乱れが生じた際には、輸送指令員の手動による列車の運転整理が必要となり、運転再開までに多くの時間を要す場合があるとしている。

 今回、日立が開発した本技術にJR九州のフィールドデータを組み込むと同時に、JR九州が保有する知見やノウハウなどを活用したAI学習モデルの検証に取り組む。運転整理自動化の実現により、輸送指令員の業務効率化や運転再開までの時間短縮によるサービスの向上を目指すという。

 過去に輸送指令員が行った運転整理をAIが学習することにより、列車ダイヤ乱れ時における熟練者と同等の運転整理の実現や、人手では困難な複合的な要因を踏まえたダイヤ変更案作成の高速化などに関する有効性を検証。これにより、本技術の更なる精度向上や輸送指令員の業務の効率化を目指すとしている。

[画像クリックで拡大]

【関連記事】
日立ソリューションズ、東京エレクトロンのフィールドサービス業務管理システムを構築
日立、東京駅直結の新拠点開設でイノベーション創出を目指す
日立システムズ、芝パークホテルの業務効率化をRPAで支援

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14161 2021/03/25 14:48

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング