SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

日本マイクロソフト、関東地方整備局におけるインフラ分野のDX推進を支援

 日本マイクロソフトは、国土交通省 関東地方整備局(以下、関東地方整備局)が4月21日に開設した「関東DX・i-Construction 人材育成センター」および「関東DXルーム~Open Innovation Space~」に、HoloLens 2、Azure Remote Rendering、Microsoft Teamsなどの遠隔支援ソリューションを提供したことを発表した。

今回提供したマイクロソフトの遠隔支援ソリューション
  • HoloLens 2:MR(Mixed Reality、複合現実)を活用した遠隔臨場や研修を実施
  • Dynamics 365 Remote Assist:HoloLens 2の視野を遠隔地の専門家に共有し必要な支援を受ける遠隔臨場を実現
  • Azure Remote Rendering:大容量の 3D データをクラウド(Microsoft Azure)上でレンダリングし、その結果をストリーミングでHoloLens 2 に投影することで、より高精細な3Dデータによる遠隔臨場を実現。国内で初めてローカル5G環境で実施(ホロラボの製造業・建設業向け可視化ソリューション「mixpace Remote Rendering」上でAzure Remote Renderingを行っている)
  • Microsoft Teams:建設現場と人材育成センターなどの遠隔地間コミュニケーション、研修・セミナーのオンライン開催
  • Surface Hub 2S:関東DXルームの電子ホワイトボードとして活用
遠隔臨場でのMR活用イメージ(関東地方整備局 記者発表資料より)
遠隔臨場でのMR活用イメージ(関東地方整備局 記者発表資料より)
[画像クリックで拡大]

 遠隔臨場では、建設現場にいる作業者がHoloLens 2を装着し、様々な場所や角度から、現場と、そこに施工する物体の3Dデータを重ね合わせて確認できることに加えて、Dynamics 365 Remote AssistやMicrosoft Teamsなどを使うことで、HoloLens 2を通して見える景色を遠隔地にいるスタッフとリアルタイムに共有できるという。これにより、関係者が現場に集まっているかのように、専門的なアドバイスを受けたり、ディスカッションしたりできるとしている。

 また、関係者全員で現場に行く必要がないため、業務や研修の効率向上、工期短縮、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止等への貢献が期待されている。なお、関東地方整備局は、HoloLens 2に加えて、ニコン・トリンブルが提供する、HoloLens 2を搭載したヘルメット一体型MRデバイス「Trimble XR10」も活用しているという。

遠隔地にいるスタッフがPCでTeams会議に参加し、建設現場を見ながら指示したり、ディスカッションしたりする様子
遠隔地にいるスタッフがPCでTeams会議に参加し、建設現場を見ながら指示したり、ディスカッションしたりする様子
[画像クリックで拡大]

【関連記事】
マイクロソフト、Nuance買収でヘルスケア業界でのクラウド戦略推進へ
SoftwareONEとマイクロソフト、戦略的提携で「SAP on Azure」推進へ
YMFGと日本マイクロソフト、Azure Hiroshima Baseを開設

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14343 2021/04/28 13:04

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング