インフォマートは、「BtoBプラットフォーム」の新サービスとして、「BtoBプラットフォーム TRADE(トレード)」を7月に正式リリースすることを発表した。
「BtoBプラットフォーム TRADE」について
本サービスは、従来、電話やFAXなどをベースにやり取りされてきたアナログな取引業務を電子データ化するクラウドサービス。企業間の商取引に必要な"見積・発注・検収"といった業務を、クラウド上でスマートに管理することができる。受注する取引先も、同じプラットフォーム上で"受注・納品・請求"が行えるため、双方のペーパーレス化による業務コスト削減やテレワークの推進はもちろん、取引データの一元化による企業DXも後押しするとしている。
また、同サービス上で商品マスタを持たない仕様のため、直接材だけでなく、間接材の受発注も電子データ化することが可能。今後、購買管理システムなどの基幹システムと容易に連携できるAPIの公開も予定しているという。
「BtoBプラットフォーム 受発注」「BtoBプラットフォーム 受発注for製造業」との違い
2003年より提供を開始している「BtoBプラットフォーム 受発注」は、食品業界特有の商流に特化した「事前に商品情報の登録(商品マスタ)が必須」の受発注サービス。また、2020年より提供を開始している「BtoBプラットフォーム 受発注for製造業」は、製造業の商流に最適化したサービスである。
今回新たにリリースする「BtoBプラットフォーム TRADE」は、「商品マスタの登録が不要」かつ業界や商材を問わずに利用できるため、すべての業界・業種における受発注業務デジタル化が実現できるという。
また、出来高請求の電子データ化を実現させる「出来高管理オプションサービス」も提供予定。今後は、「BtoBプラットフォーム TRADE」を2021年7月にサービスローンチ。その後、2022年以降も段階的に機能アップデートを予定している。
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