NTTデータは、北米子会社であるNTT DATA Servicesを通じて、クラウド環境でのアプリケーション開発に強みを持つ米国のNexientを買収することで合意したことを発表した。
NTTデータは、本買収を通じて、クラウドネイティブ・アプリケーションやアジャイル開発に対応可能な人財に加え、採用・育成プロセスの獲得により同分野を強化。また、Nexientの米国リソースのデリバリーモデルと、NTTデータのグローバル・デリバリーネットワークを組み合わせることで、より顧客のニーズに合ったソリューション提供が可能になるとしている。
本買収は、これまでのクラウド移行やクラウド上でのデータ活用等の強化を目的としたFlux7やAcorio、Hashmapの買収に加えて、アプリケーション開発の観点から、デジタル対応力をさらに強化するものだという。
北米分野では、今後も引き続きクラウド、データアナリティクス、アプリケーション開発およびモダナイゼーションといったデジタル対応の重点領域の強化に戦略的に取り組む。また、採用・育成プロセスの拡充による人財のデジタル化を進めながら、選択と集中による事業ポートフォリオの最適化を図り、デジタル中心の事業ドメインへの変革を進めていくとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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