メルカリの研究開発組織「mercari R4D」は、「量子インターネットタスクフォース(Quantum Internet Task Force:以下、QITF)」を、産学連携コンソーシアムとして共同で設立したことを発表した。
QITFは、2019年5月に任意団体として設立され、研究活動を行うとともに、コンソーシアム化の準備を進めてきたという。今後は研究開発コンソーシアムとしてさらなる成果を目指し、来る本格的な量子技術時代におけるコンピュータネットワーク基盤を担う量子インターネットに関する研究開発を推進するとしている。
メンバーは現在、大阪大学、沖縄科学技術大学院大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、国立情報学研究所、情報通信研究機構、東京大学、日本大学、メルカリ、横浜国立大学、早稲田大学(50音順)から、あわせて約30名のスタッフが参画(一部契約作業中)しているという。
ボードメンバー
- 大阪大学 助教 生田力三氏
- 沖縄科学技術大学院大学 准教授 高橋優樹氏
- 慶應義塾大学 特任講師 佐藤貴彦氏
- 情報通信研究機構 研究員 逵本吉朗氏
- 東京大学 講師 佐々木寿彦氏
- メルカリ シニアリサーチャー 永山翔太氏(ファウンダー)
- 国際基督教大学 准教授 山崎歴舟氏
- 横浜国立大学 准教授 堀切智之氏
- 横浜国立大学 助教 関口雄平氏
アドバイザリーボード
- 大阪大学 教授 山本俊氏
- 慶應義塾大学 教授 Rodney Van Meter氏
- 慶應義塾大学 教授 村井純氏
- 国立情報学研究所 教授 根本香絵氏
- 東京大学 特命教授/大阪大学 名誉教授 井元信之氏
- 横浜国立大学 教授 小坂英男氏
また、事務局は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスに設置され、同大学環境情報学部 Rodney Van Meter教授が統括するとしている。
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