SAPジャパンおよびクアルトリクスは、ワクチン接種支援ソリューション「ワクチン・コラボレーション・ハブ(以下、VCH)」を職域向けに提供を開始したことを発表した。
SAPジャパンでは、既に海外で始まっている職域接種と自治体向けに展開しているサービスをもとに、日本のニーズに合わせたカスタマイズを行い、展開。具体的には、以下のようなサービスを提供するという。
- 社員自身によるWeb予約
- 接種会場での受付時の接種券・本人確認
- 接種記録の電子化
- 社員へのフォロー(2回目接種案内、副反応確認、一斉情報周知など)
- 接種進捗可視化(ダッシュボード)
- 接種パスポート(接種証明書電子交付)
また、「SAP SuccessFactors」に、Health and Vaccine Portletという新機能が6月に追加されている。これにより、各国・地域の法制度や個人情報保護法が許容する範囲で、企業や社員がワクチン接種履歴をシステム上に記録することが可能になるという。既に同製品を導入している企業は、追加のコストなしで利用できるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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