調査結果からは、調達部門は経営から、コンプライアンスや内部統制、CSR調達への取り組み強化について期待が高まっており、より戦略的な役割が求められていることがわかった。
また、企業業績によりコスト低減で重視する項目が異なっており、好業績企業は、バイヤー個人の能力向上のための活動よりも「開発購買」や「集中購買」など、組織や仕組みつくりが必要となる、戦略的なコスト削減活動に軸足を移している。
一方、人材面では、求められる役割が高度化する中で、それに対応できる人材が不足しており、また、思うように増員が進まない実態が浮き彫りになっている。
<調査概要>
- 調査時期:2007年6月~7月
- 調査対象:国内企業の購買・調達責任者
- 調査方法:調査票を郵送配布⇒郵送及びインターネットによる調査票回収
- 回答数:353社 (配布数:1655件、回収率:21%)
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