SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Enterprise IT Women's Forum

2025年1月31日(金)17:00~20:30 ホテル雅叙園東京にて開催

Security Online Day 2025 春の陣(開催予定)

2025年3月18日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

約7割の企業が通信負荷に課題【A10ネットワークス調査】

 A10ネットワークス(以下、A10)は、「ニューノーマルにおける国内企業のクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティ課題に関する調査」の結果を発表した。

 本調査は、新型コロナウイルス感染症の拡大以降のニューノーマル時代におけるクラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティの課題を明らかにするものだとし、国内の従業員500名以上の企業、208社のIT従事者を対象に実施したという。

クラウドサービスの利用状況
[画像クリックで拡大]

 クラウドサービスの利用状況において、78%の企業がSaaSサービスを利用しており、最も利用の多いSaaSサービスは、Microsoft 365の65%となった。Web会議サービスは63%、チャットサービスは18%の企業が利用。クラウドサービスを利用していないのはわずか6%のみとなり、ニューノーマル下でクラウド移行やテレワークが推進される中で、クラウドサービスは業務に欠かせないものとなっていることがわかるという。

クラウドサービス利用時のネットワーク・セキュリティの課題
[画像クリックで拡大]

 多くの企業でクラウドサービスが導入される中で、利用時もしくは利用に向けてのネットワークの課題として69%の企業がWANやネットワーク回線などの「通信の負荷」、32%がファイアウォールなどの「ネットワーク機器の負荷」を挙げている。

 利便性をもたらす一方で、社内の通信を逼迫させ、サービスの遅延やネットワークトラブルを発生させる可能性があるという。そのため、これらに対処するためには、アプリケーション配信コントローラー(ADC)やSD-WANなどのソリューションにより通信を迂回させる必要があるとしている。

 また、セキュリティの課題として25%の企業が「シャドーIT」を、54%が「暗号化通信に潜む脅威」を挙げている。クラウドサービスを活用してあらゆる場所からビジネスが継続される一方で、シャドーITによるセキュリティリスクが増加。対処するためには、CASBをはじめとするセキュリティソリューションや、前述のADCやSD-WANなどにより通信を可視化・制御する必要があるという。

SSL/TLS可視化ソリューションの導入状況
[画像クリックで拡大]

 常時通信を暗号化しているクラウドサービスの利用が増加する中で、高まるセキュリティリスクの一つに暗号化通信に潜む脅威があるとしている。前述の通り54%の企業が「暗号化通信に潜む脅威」を懸念している一方で、SSL/TLS可視化ソリューションを導入している企業は12%に留まり、懸念に対して対策を進められていない企業が大半だという。

【関連記事】
A10、拠点向けローカルブレイクアウトとアプリケーション可視化機能をバンドルした新製品を提供開始
日本国内にDDoS攻撃に悪用される可能性のあるボット/サーバーは約20万存在――A10の脅威インテリジェンスレポート
A10、マルチクラウド環境のアプリケーションパフォーマンスとセキュリティを強化するコンテナ対応製品群を提供開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14650 2021/07/09 13:20

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング