アサヒグループホールディングスは、PKSHA Technologyが開発した「PKSHA Retail Intelligence」を導入し、個店の売場に合わせた棚割り生成工程を自動化する取り組みを開始した。
本取り組みにあたり、グループ会社のアサヒ飲料にて2022年春からシステムの本格運用を目指し、本年11月頃よりテスト運用を開始。棚割り業務に費やす時間を約65%削減するとしている。
また、従来どおり手作業での実施となる、現状の売上分析や品ぞろえ決定工程についても、将来的にはAI技術によって実施できるようにし、棚割り業務の全自動化を実現出来るよう検討していくという。
同社は今後、本システムをアサヒ飲料以外のグループ会社にも順次導入を拡大させる予定であり、グループ全体でデジタルを活用した業務の高度化や効率化に取り組み、DXを加速させるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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