アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWS)は、竹中工務店が、AWSを戦略クラウドプロバイダーとして建設プロセスをデジタル化し、データを活用した生産性向上に取り組んでいると発表した。

竹中工務店は、建設プロジェクトのライフサイクル全体にわたるデータを集約・一元管理する「建設デジタルプラットフォーム」を構築。機械学習やアナリティクス、ロボティクスなど広範でAWSサービスを活用する。
同社はAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)を利用して、構造化、非構造化データを大規模に集約・一元管理するデータレイクを構築。協力会社やサプライヤーは 「建設デジタルプラットフォーム」を通して、建設プロジェクトに関するデータやプロジェクトコストなどにセキュアにアクセスし、共有、分析を可能にする。また、AWS東京リージョンと大阪リージョンを併用することで耐障害性を強化したという。
竹中工務店は今後2024年末までに、200以上の既存の業務アプリケーションをオンプレミス環境から AWS に移行する予定で、ITインフラにかかるコストを25%以上削減できる見込みだとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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