テラデータは2月3日(米国時間)、AWSとの3年間の戦略的協業契約を締結したと発表した。
両社は、TeradataVantage on AWSを利用して、顧客のクラウド移行やモダナイゼーション、リスク低減を支援するために、両社製品・サービスの開発および統合を強化し、共同で市場向けプログラムを開始するという。テラデータはデータプラットフォームをAWS上で提供し、小規模から大規模までデータとアナリティクスによるインパクトのあるビジネス成果の獲得を実現するとしている。
また両社は今後、業種に特化してAIや機械学習、IoTサービスを活用し、「Teradata Vantage」に接続されたリアルタイムのデータインサイトとデータ管理を推進できるよう支援していくという。
戦略的協業によって実現すること
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AWS上でのTeradata Vantageの導入を容易に:データサイエンティスト、データアナリスト、ビジネスチーム、IT、DevOpsなどのユーザーがTeradata Vantage on AWSを利用して、クラウド上でAWSサービスへのデータワークロードやアプリケーションの移行、管理、接続、構築を簡単に行うことを支援
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インパクトあるビジネス成果の獲得を容易とするソリューションを提供:AWSの業界別クラウドソリューションを採用する企業向けに、すぐに使えるリファレンスアーキテクチャと、テラデータのユースケースを共同で提供
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データマーケットプレイスとデータシェアリングを実現:Teradata Vantage、Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)、AWS Data ExchangeおよびAWS Service Catalogとの緊密な統合により、様々なファイルフォーマットを用いたデータ共有を行うオープンなアプローチを提供
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