Commvault Systems Japanは、2月8日、「Metallic Backup-as-a-Service(BaaS)ソリューション」(以下、Metallic)を日本で販売開始すると発表した。
特長
- SaaSプラットフォームにMicrosoft Azureを採用:Metallicは、「Microsoft Azure」が提供する各種PaaSとネイティブサービスを使用。仮想エアギャップと呼ばれる分離された不変のデータコピーは、独立したセキュリティドメインに保存されているため、本番サイトに侵害があった場合でもデータの改ざん、変更、削除を防ぐことができるとしている
- 価格優位性:Metallicが使用するMicrosoft Azureを別途契約する必要はないという。また、Microsoft 365(Office 365)、Microsoft Dynamics 365、Salesforceのバックアップでは、無制限のストレージ容量と無期限のデータ保持期間が基本料金で提供されるとしている。エンドポイントのバックアップでも同様に無制限のストレージ容量と1年間のデータ保持期間が提供されるという
- ワークロードのサポート:SaaSアプリケーションを始め、エンドポイント、ファイルサーバー、DBサーバー、クラウドストレージ、仮想マシン、Kubernetesの主要なワークロードをサポート。また、バックアップ先にMetallicのクラウドストレージだけではなく、顧客企業所有のストレージやクラウドストレージ(BYOストレージ)を使用することが可能だとしている
- SaaSモデルの容易な導入と管理:従来のようなバックアップシステムの構築は不要だという。オンデマンドで拡張できるだけでなく、すべてのワークロードのバックアップ管理をWEBベースの同一のコンソールで一元管理することが可能だとしている
- Microsoftとの長年にわたるアライアンス:Commvaultは、Microsoftとの強固なパートナーシップを構築。このアライアンスにより、より良いサービスを提供することが可能だという
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