SAPジャパンは、SUBARUが2021年4月に「SAP S/4 HANA Cloud」を経理領域で稼働したと発表した。
SUBARUは、時流の変化に適応しうる経営基盤への刷新が必要と判断し、2019年5月に導入に向けたプロジェクトをスタート。その一つとして会計インフラであるSAP S/4HANA Cloudをはじめ、資金管理の「SAP Cash Management」、インテリジェントエンタープライズの基盤となる「SAP Business Technology Platform」の採用を決定したとしている。
既に経理・税務品質向上・リスク低減、業務負荷削減などの効果が出ているという。今後同社は、財務、会計分野でのSUBARUグループ全体の強固なグループガバナンスとリスクマネジメント強化に向けた取り組みを推進するとしている。
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