カシオ計算機は、人財データベースを一元化し戦略人事に取り組む企業に向けて、従業員の自律性を育成する人財マネジメントシステムを開発。6月にカシオヒューマンシステムズが「Hito-Compass(ヒトコンパス)」の名称で発売するという。
「Hito-Compass」は、従業員の自律的な成長と企業における人財の活用をコンセプトに、各企業にとって最適な人財戦略を支援するクラウド型の人財マネジメントシステム。タレントマネジメントシステムを導入しても「効果を実感できない」といった企業の悩みを解決すべく、システムが提示するフローに沿って進めることで人事施策の実行を支援する機能を搭載したという。
第一弾のサービスとして、人財データベースを管理できる「Hito-Compassファインダー」と、企業ビジョンや自身のレベルに適した目標管理ができる「Hito-Compassプロミス」をリリースする。
「Hito-Compassファインダー」は、グループ会社も含めたすべての従業員情報を集約し、人財データを一元管理できるという。「Hito-Compassプロミス」は、先輩社員や同僚の目標を参照できるので、自身に求められる職務レベルやキャリアについて考えながら、従業員一人一人が自律性をもった目標管理の運用ができるとしている。
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