SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

IoT機器のセキュリティ対策、7割が対応できず IPAが意識調査報告書を公開

 IPAは3月28日、「2021年度情報セキュリティに対する意識調査【脅威編】」報告書を公開した。

 同調査はウェブアンケート方式で実施され、実施期間は2021年12月14日~2022年1月4日。対象者条件は総務省「令和元年通信利用動向調査」を基に、パソコン利用者5,000人、スマートフォン利用者5,000人において、性別・年代別割合でアンケート回収数を算出している。

 セキュリティ教育の受講経験については、10代の教育機会が最多の40%以上。20〜40代のパソコン利用者のセキュリティ教育受講経験はスマートフォン利用者より上回るが、半数には遠く及ばず、スマートフォンでは3割以下まで落ち込む。なお、50代以降のスマートフォン利用者の受講経験は10%にも満たない状況だ。

 スマートフォン利用者が遭遇した最も多い脅威は「宅配便の不在通知を装うSMS」で、31.4%。次いで23.1%の偽警告(ウイルス感染を騙るものなど)である。 パソコン利用者が遭遇した脅威で最多は「フィッシングメール」25.3%、次いでこれも偽警告23.1%となった。

 セキュリティに関しては、「推測しにくいパスワード」の未実施率は全体で2〜3割ほど。スマートフォン利用者はパソコン利用者に比べ、対策未実施率が1割程度高い結果となっている。なお10代、20代は教育機会の高さもあってか、1年以内に対策を実施した割合が他年代に比べ多いという。

 脆弱性対策に関しては、未実施割合で最多だったのが「テレビ、スマートスピーカー等のIoT」機器であり、7割近くが対応できていないようだ。

【関連記事】
自然な日本語でウイルス感染 IPAがEmotet被害急増に注意喚起
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2022」を公表 ゼロデイ攻撃が初登場
10.5%の中小企業社員がサイバーセキュリティに関するトラブルを経験か――IPA調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/15776 2022/03/29 14:34

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング