LINEは、同社のAIテクノロジーブランド「LINE CLOVA」より、AI音声認識アプリ「CLOVA Note(クローバ・ノート)」のβ版を5月24日から提供開始している。
同アプリは、LINE CLOVAのAI技術である「CLOVA Speech(音声認識)」の音声認識AIによって、録音した声をテキストに変換するAI音声認識アプリ。アプリをインストールし、スマートフォンやタブレットの録音ボタンを押すことで、利用できるという。学校での授業やセミナーなどの書き起こしメモだけでなく、録音時の複数名での話者の区別を行う話者分離が可能。ビジネスシーンにおける会議の議事録作成にも活用でき、「会話を目で見る」ことができるサービスだとしている。
また、会話録音中のブックマーク機能やキーワード検索による音声再生を利用することで、音声ファイルを何度も聞きなおす作業が不要になるという。さらに、録音した音声と変換テキストはファイルとしてのダウンロードが可能なため、他のアプリやソフトでの編集や共有にも活用可能だ。
今後は、多言語でのサポートやWEB会議システムとの連携対応などの機能拡張を予定しているという。
【関連記事】
・2日間でクラウドの理解を深める「AWS Summit Online」が開幕 牧島大臣も登壇
・珈琲館、カフェ・ベローチェの256店舗に動画マネジメントシステム「ClipLine」を導入
・鹿児島県、職員約8,000名に「LINE WORKS」を導入へ 民間企業との連携や在宅勤務などを推進