埼玉県越谷市と日立システムズは5月27日、自治体DXの推進に向けた人材育成に関する事業協定を締結したと発表した。
65歳以上の高齢者の人口がピークになるとされる「2040年問題」に向け、自治体ではDXによる業務効率化が急務だという。
そこで両者は協定に基づき「越谷市DX研修(DX人材育成研修)」を2022年7月から2023年3月まで実施する。そこで相互の人的・知的資源を活用して職員の意識改革・DXマインドの醸成を進め、DXによる課題解決を推進することができる人材の育成を図る。
日立システムズでは、今回の取り組みを通して、DX推進に関する自治体向け研修プログラムの確立(内容精査・拡充)を検討するという。
今後の展望としては、アンケート調査や研修報告により、DXマインド醸成の効果を出せる研修であったかどうかも調査していくとのことだ。
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