クオリティアは、ミサワホームが、クラウド型メール誤送信防止サービス「Active! gate SS」を導入したと発表した。
ミサワホームのグループ全社では、約1万人の社員がGoogle Workspaceの電子メールを利用している。メールの多くが個人の顧客に向けたものだという。同社は、2015年から添付ファイルの自動暗号化や送信メールの一時保留などに対応した誤送信防止ソリューションを導入。個人情報を保護する観点から、より強固な誤送信防止ソリューションが必要となり、2021年9月に「Active! gate SS」を採用したとしている。
なお、同社は主に以下の点を評価しているという。
- 全社規模で個人情報の漏えい対策を強化
- 強制Bcc変換を活用してシステムによる情報漏えい対策を実現
- メールの文面などに個人情報に関連する内容があると判断したら、ブロックするメールフィルタリング条件を設定
- PPAP対策やスマートフォンでメールを確認する顧客に合わせ、ファイル暗号化だけでなくWebダウンロード形式にも対応できる機能性
- 送信側の操作性
- 配送保留(送信メールの一時保留機能)を活用しメールに対するセキュリティ意識が向上
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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