サイバーセキュリティクラウドはAWSと協力し、同社が提供するパブリッククラウドWAFの自動運用サービス『WafCharm』のグローバルでの展開を強化すると発表した。
『WafCharm』は、パブリッククラウドで提供されているWAFを自動で運用することが可能なサービスだ。これは機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジンを搭載しており、専任のセキュリティエンジニアを必要とせず、WAF運用を円滑に行うことができるという。
同社の米国子会社であるCyber Security Cloudが、エンジニア対象にWAFに関する調査を行ったところ、全体の72%がWAFの運用に負担がかかっていると回答しただけでなく、全体の94%がWAFの自動運用サービスに関心をもっていることも判明したという。
そうした背景から同社では、WAFの運用負荷を軽減するため2021年11月から米国にて『WafCharm』を展開しているとのこと。そのため今後も米国を中心に、グローバル展開の強化を図っていくとしている。
【関連記事】
・脆弱性収集分野を強化へ サイバーセキュリティクラウドが自社子会社を吸収合併
・2021年のサイバー攻撃は1秒間あたり約13回か――サイバーセキュリティクラウド調べ
・増加するSQLインジェクションに注意――サイバーセキュリティクラウド調査
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア