スカイディスクは、安川電機が同社の製造業向けAI×SaaS生産スケジューラ「最適ワークス」を新たに導入したことを発表した。
安川電機では、自動車や電気・電子機器、半導体製造など幅広い産業用ロボットを製造している。そのため製造する産業用ロボットは多岐にわたり、それぞれに特有の工程や製造条件が存在するため、特有の工程や製造条件を考慮し、条件を満たす生産計画を立案する業務自体が非常に複雑化していたという。
こういった背景もあり、スカイディスクの「最適ワークス」を2022年2月より導入することになったという。
最適ワークスは、特有の製造条件をデータとして設定しておくことで、担当者に代替条件を考慮した生産計画を立案する。シンプルな操作性により、誰でも設定の変更や計画の再立案について操作可能だという。これにより、複雑化した生産計画立案・修正に関わる業務の負荷を低減しながら、生産性を最大化する。
さらに、属人化解消により安定的に生産計画を立案できる体制の構築に寄与することで、長期的な設備稼働率向上を実現するとしている。
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