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資生堂、富士通、パナソニック コネクトなどDXリーダーが勢揃い、成田悠輔氏も参戦【9/13イベント】

Apptio 「Japan TBM Summit 22」開催

9/13開催のApptioイベント、変革型CIO、DXリーダー勢揃い

 IT投資を最適化する方法論のTBM(Technology Business Management)を提供するApptioが、TBMの総合カンファレンス「Japan TBM Summit 22」を開催する。富士通 CIO/CDXO補佐 福田譲氏、アフラック 二見通氏、資生堂 高野篤典氏、パナソニック コネクト 山中雅恵氏などの「変革型CIO/DXリーダー」が勢揃いして取り組みを語るとともに、マイクロソフト、AWS、Google Cloudの「3大クラウド」の専門家によるセッションが行われる。また、昨今その刺激的な発言でブレークしている成田悠輔氏とApptio 成塚歩社長によるデータ活用アプローチに関するクロストークも注目となる。

富士通の全社変革「フジトラ」の現在地を知る

 特に注目したいのが富士通の福田氏のセッション。2020年10月から始まったフジトラと呼ばれる富士通の全社変革プロジェクトは、その真価が問われる段階にきている。セッションでは富士通自身のDXの中での、IT全体最適化のためのTBMの実践や戦略とガバナンスの考え方、TBM/ApptioとServiceNowの連携活用による構築事例などが紹介される。同じく富士通からはCMOの山本多絵子氏も別セッションで登壇。富士通のDXの現在地を知ることが出来るとともに、社内での変革に取り組んでいる情シス部門や経営層にとってのヒントが得られるだろう。

アフラック、資生堂のTBM導入の実践も紹介

 DXが叫ばれる中、経営とITを統括するリーダーの役割はますます重要になる。中でも、ITの戦略投資をいかに経営やビジネス部門が理解するかが課題となる。今回のテーマであるTBM(Technology Business Management)の実践の具体的な事例が紹介される。

 アフラック生命保険のCTO/CDIOの二見通氏からは、TBMを活用した戦略的IT投資の実践事例が紹介される。アフラックでは、創業50周年を迎える2024年に目指す姿として「Aflac VISION2024」を掲げて中期経営戦略を策定している。その戦略の実現に向けたアフラック独自のDX戦略(DX@Aflac)の取り組みやTBMを活用した戦略的IT投資管理、ビジネス部門との協働、コスト可視化、保守運用からDX投資への予算シフトの実現する取り組みが紹介される。

 また資生堂の執行役員CITOの高野篤典氏、VerizonのCIO兼TBMカウンシルのボードメンバーのグレッグ・スライ氏とApptio共同創業者 兼 CEO サニー・グプタ氏によるパネルディスカッションでは、資生堂、Verizonの両社がどのうようにクラウド移行を実現していったかが語られる。

 資生堂は、新型コロナウイルスによるパンデミックが発生した2020年以降の困難な状況の中、IT投資を加速させた。ECやデジタルマーケティングなどのビジネス領域には、AWS、MS Azure、Oracle Cloudなどを用いたマルチクラウド戦略をとり、グローバル経営の基盤となるERP領域にはSAPを活用している。こうした高度で複雑化しがちなIT基盤をどのようにマネージしているか、増大しがちなIT投資をビジネスの価値の中でどのように最適化してきたかが語られる。Verizonのスライ氏からは、ApptioとTBMを導入し、CFOとのコラボレーションやITファイナンスの考え方によって、数百万ドルのコスト削減に結びついた事例が語られる。

3大クラウドのプロ、 成田悠輔氏とのデータ活用をめぐる対談

 本イベントのもうひとつの特長は、CloudトラックでのAWS、Azure、Googleによるセッション。「CCoE(Cloud Center of Excellence)」とよばれるクラウドの導入と運用のための戦略組織や、コスト管理の取り組み事例が紹介される。この3大クラウドが同日のイベントに登壇することでも貴重な機会となる。

 また特別セッションとして、イェール大学 助教授 成田悠輔氏がApptioの成塚社長の対談も行われる。成田氏といえば、近著『22世紀の民主主義』の中で、現在の民主主義の限界を超える可能性としてデータの活用やアルゴリズムによる政策決定を提唱している。Apptio成塚氏もまたTBMの方法論の中で、データの可視化による意思決定の重要性を指摘している。両者の関心テーマがどこまで交錯するかも見どころとなるだろう。

 イベントはオンライン開催で無料。IT部門はもとより、デジタルの導入に関わるCIO、CFO、IT部門長/担当者、DX推進担当者及びクラウド担当者の参加をお薦めする。

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<Japan TBM Summit 22 開催概要>

■日時:2022年9月13日(火)9:45~17:00

■参加登録(無料・事前登録):https://www.event-info.com/tbm22/

■プログラム(一部)

▼【ラウンドテーブル】DX時代のCIOの役割とは?

株式会社 資生堂 CITO(Chief Information Technology Officer)
高野 篤典氏

Verizon / TBM Council Board Member
Verizon CIO / TBM Council Board Member Greg Sly(グレッグ・スライ)氏

Apptio 共同創業者 兼 CEO Sunny Gupta(サニー・グプタ)氏

▼【事例講演】デジタル時代のCIOに求められるIT部門経営
富士通株式会社 執行役員 EVP CIO、CDXO補佐 福田 譲氏

▼【事例講演】「『生きる』を創る。」を実現するDX戦略 - TBMを活用した戦略的IT投資
アフラック生命保険株式会社 取締役専務執行役員 兼 CTO CDIO 二見 通氏

▼Japan TBM Summit 22 無料の事前登録はこちら▼
https://www.event-info.com/tbm22/

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

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