伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、TetraScienceと、同社の実験データ統合基盤「Tetra Data Platform」について、国内で初めて販売代理店契約を締結し、提供を開始した。
Tetra Data Platformは、実験機器ごとに異なる拡張子やフォーマットで出力されるデータを、汎用的なデータフォーマットに変換して統合するもので、創薬におけるデータ活用を支援する。ライフサイエンス関連の企業や研究機関を中心に展開し、3年間で10億円の売上を目指すという。
CTCは、ライフサイエンス分野で医薬品の開発を長年支援してきた経験とノウハウを活かして、実験機器との接続やデータ処理のワークフロー設計、実験データを活用するための解析ツールや電子実験ノートなどのアプリケーションとの連携を支援する。
また今後、機械学習や自然言語処理などのAIを含めたサービス拡充や、化学品および素材開発での活用も視野に入れ、Tetra Data Platformを利用したDXに貢献していくという。
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