NECは、三菱重工業（以下、三菱重工）とともに、プラント等におけるセキュリティ強化に向け、秘密計算技術を活用したセキュアなログ分析システムの研究開発に10月より着手し、今年度中に技術面の有効性の検証を行うと発表した。
システム概要
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具体的には、秘密計算技術の方式の一つで、データを乱数で秘匿化し3つのサーバに分散して計算することができる秘密分散方式（MPC方式）をログのテキスト分析に応用するという。秘匿化し分散してデータベースに保存されたログデータと、サイバー攻撃を受けた際などの異常検知ルールの突合を、テキストを暗号化したまま実施することで、機密性を保持した状態のまま異常を検知するシステムの研究開発に取り組むとしている。
将来的には、大規模なログデータの準リアルタイム分析を実用的な性能で実現し、サイバー攻撃検知システムなどに活用できることを目指すという。
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