ウィズセキュア は、今年5月に日本を含む世界12ヵ国3,000人以上を対象に、企業によるセキュリティ投資においての最優先事項や成果上の課題など、ビジネスやサイバーセキュリティに関する様々なトピックについて調査を実施し、その結果を発表した。
それによると、『データ侵害の防止』と『リモートワーク/ハイブリッドワークにおけるセキュリティの確保』が、企業がセキュリティへの投資に対して求める技術的優先事項およびビジネスの成果上課題の最上位にそれぞれ挙げられているという。
ビジネスの成果上の課題としては『リモートワーク/ハイブリッドワークにおけるセキュリティの確保』が最も多く、続いて『セキュリティインシデントへの対応のスピードと効率の向上』、『脅威/リスクに対する理解、およびセキュリティ意識の全社的な向上』、『事業継続性の確保』、『セキュリティ優先の企業文化の醸成』が2位から5位を占めている。
437人が回答した日本では、『データ侵害の防止』が43.7%で技術的優先事項の1位となった。また、『クラウド化がもたらす新たなセキュリティ脅威への対応』がビジネスの成果上の最大の課題となっているとしている。
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