高いアイキャッチ力を持つ3Dディスプレイの活用をはじめ、効果的なサイネージ情報配信サービスの提供を目指す日本ユニシスでは今回、その展開の一つとして、最新のサイネージ技術を用いた学習ツールを提供する。今回はその効果検証として、3Dディスプレイで動物の生態を楽しく学べるコンテンツを放映し、その注目度を検証する。
本実験では、3D動画表示装置を園内に設置、動物の3D動画(14種類)を放映するとともに、併設のタッチパネルディスプレイで動物の解説と園内の展示情報を提供する。3Dディスプレイにより、特別なメガネを掛けずに見える3D動画を前方90cmに表示することができる。このディスプレイを使い、立体的な動物CGを放映。使用するCGは、筋肉の躍動、皮膚の光沢など細部までこだわった迫力あるものになっているという。
併設のタッチパネルディスプレイにより、3Dディスプレイで放映している動物の生態についての説明や興味を持った動物の展示場所を地図で見ることができる。また、自宅に帰った後の教育効果を期待し、3Dコンテンツの視聴者限定で、放映する動物のペーパークラフト(3種類)が配布される(先着配布/ナイトZOO期間の16:00~20:30のみに実施)。
日本ユニシスでは、今回の検証結果をもとに、東山動植物園をはじめとする全国の教育施設に対して、最新のサイネージ技術を用いた最適な学習ツールを提供するとともに、教育コンテンツを持つ企業・団体との提携により、楽しく学べるコンテンツ制作を展開し、効果的な学習ツールの提供していくという。