SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

「Nintendo Switch」の汎用ゲームサーバーの動作基盤にGoogle Cloudを採用

 任天堂は、家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」のオンラインマルチプレイを担う汎用ゲームサーバーの動作基盤にGoogle Cloudを採用した。

画像を説明するテキストなくても可

 同社は「ニンテンドーDS」の頃から、オンラインマルチプレイの取り組みを開始。オンラインユーザー数の増加や、ネット環境、プレイ環境の変化を受け、2018年に新技術も採り入れた「任天堂プラットフォーム向け汎用ゲームサーバー(NPLN)」を開発することになったという。

 NPLNのサービスはマイクロサービスで構成されており、Anthos Service Meshでサービスメッシュを管理している。Nintendo SwitchからサービスメッシュのアクセスにはCloud Load Balancingを経由して接続。Google Kubernetes Engine(GKE)上の各サービスは原則としてすべてステートレスに実装されており、ユーザー情報を含むステートフルな情報はCloud SpannerやCloud Storage(GCS)に格納しているという。NPLNから出力されたメトリクスやログはCloud MonitoringやCloud Trace、Cloud Loggingで収集・蓄積し、その一部はBigQueryに転送して必要に応じて分析できるようにしているとした。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 なお、NPLNサーバーは原則としてマルチテナントで運用されているが、極度に大きなトラフィックが予測される人気タイトルや、特殊な要件のタイトルについてはシングルテナントとして分離できるハイブリッド構成を実現。Anthos Service Meshがその複雑化したルーティングを担当している。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 また、オンラインマルチプレイを支えるセッション管理サーバーの運用には、GoogleのオープンソースプロジェクトであるAgonesを活用。こうした仕組みの構築に際し、任天堂は Google Cloudのエキスパートからのコンサルティングを受けられるPSO(Professional Services Organization)を導入したという。

【関連記事】
OpenText、Google Workspaceの連携計画を発表
Google Cloud、イスラエルにリージョンを開設 30年までに76億米ドルのGDP増加見込む
トヨタ、Google CloudのAI音声サービスを車両に搭載 インターネット接続なしで利用可能に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/17293 2023/02/01 11:25

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング