日立ソリューションズは、明治安田生命保険(以下、明治安田生命)が、自然言語処理AIでテキストデータを分類する「活文 知的情報マイニング」を導入し、コールセンターなどへの問い合わせを分類する業務に適用していることを発表した。
明治安田生命では、コールセンターなどに寄せられる問い合わせの分類・集計業務に多くの手間がかかっていたという。活文 知的情報マイニングは、企業が所有する教師データを分類モデルとして学習させるGoogleの「BERT」を搭載し、自然言語処理AIが解析・分類を支援。明治安田生命は、コールセンターなどに寄せられる問い合わせの分類に同システムを適用し、業務負担の軽減に取り組んでいるとした。
日立ソリューションズは、コールセンター業務以外にも様々な業務へ適用拡大できるように、汎用的なWeb画面も開発し提供しているとのこと。現場の職員自身が、画面操作で分類モデルの作成やモデルを用いた分類作業を行えるようになり、業務に適用できるという。
同社は今後も、自然言語処理AIの業務適用を支援することで、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を支援するとしている。
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