サイバネットシステムは、エンドポイントのセキュリティ監視・運用を顧客に代わって実施する「MDRサービス」を、7月1日より提供開始した。
同サービスでは、セキュリティ専門チームが、24時間365日セキュリティ監視・運用を実施。脅威検知時には、エンドポイントの隔離や脅威の封じ込め、再発防止策の提案を行うという。また、潜在的なリスクへの対応も行い、運用負担とセキュリティ被害を抑えられるとしている。
サービスの特徴は以下のとおり。
- 脅威除去から対応策の立案まで支援:攻撃を受けた際には、収集したログを解析した一次レポートを60分以内に送付。該当プロセスを停止するほか、エンドポイントをネットワークから隔離して脅威の封じ込めを行う。翌営業日には攻撃者集団や攻撃手法を特定し、脅威を除去するための対策を二次レポートとして送付
- 運用負荷を低減:運用ルールは、攻撃の危険度やアラート発生時間帯などを考慮し、顧客の運用体制に合わせて設定可能。ルールに則って必要な対策が講じられるため、セキュリティ担当者の運用負担を軽減
- 潜在リスクの調査:セキュリティ専門チームが優先付けした「ITハイジーン情報」を提供。その他、「脅威ハンティング」や「デジタルリスク監視」を行うことで、潜在する脅威やリスクを炙りだし、対策の強化を支援
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